政治
台湾の公務員、女性の割合が年々増加
2014/04/29
銓敘部(公務員の人事政策を策定する政府機関)は先ごろ、全国公務員人力データ調査の結果を発表、2013年末における全国の公務員数は34万6000人あまりで、前年比で0.64%増えたことがわかった。そのうち男性は20万6000人で全体の59.48%。女性は14万人で40.52%。2012年における女性の割合は39.86%で、2013年は0.66ポイント上昇した。 仕事の性質上、男性の採用が多い警察官を除いた場合、その他の行政機関における女性の割合は51.73%となる。公営事業機関の生産部門及び交通事業でも仕事のニーズの関係で男性が70.71%を占める。一方で、衛生医療機関と公立学校(職員)における女性の数は男性の3.07倍。 また、公務員の平均年齢は43.38歳で、男性は44.12歳、女性は42.30歳だった。年齢別では40歳から50歳までが36.77%と最も多く、次いで30歳から40歳までの25.17%。この二つの年齢層を合わせると全体の61.93%で、公務員の主力となっている。50歳から60歳までは23.29%だった。 その他、公務員の平均勤務年数は16.6年。教育程度は大学・専科学校(日本の高等専門学校に近い教育機関)以上が86.63%と大部分を占めた。 また、先住民族出身の公務員は6740人。心身障害者の公務員は6833人だった。